社内コンサルタント育成

社内の問題解決のスピードを上げませんか?

社内に蓄積していくペンディングとなったままの経営課題…
経営者自身に時間的余裕があれば、中に入り込んで解決に入りたいのだけれども、日々の業務に追われて余裕がない。
そのような時、外部コンサルタントに依頼するのも一つの選択肢となるのでしょうが、外部に頼るだけでなく、社内にコンサルティングができるような人材がいれば…との声を良く聞きます。
弊社では、座学+実プロジェクトでのOJTを通じて、社内の高ポテンシャル人材が社内コンサルタントへと脱皮することを支援します。

問題解決力向上のカギ

コンサルティング会社に勤めるコンサルタントは、問題解決力向上のため、若い頃から作業スタイルや思考スタイルを徹底的に叩き込まれます。
コンサルティング会社の若手をトレーニングするのと同じように、座学やOJTでの問答・レビューを通じて、社内の高ポテンシャル人材に以下のようなスタイルを身に着けていただきます。

ファクトベース

発生している課題の背景にある事実(ファクト)をしっかりと把握、確認せず、思い込みやイメージで議論をしているようなケースを良く見受けます。
議論に参加しているメンバーそれぞれが、自分の立場から見えていることを針小棒大に語るなど、そもそもの立脚点が合っていないために、議論が収束しないままで終わることも多いようです。
まずはしっかりとファクトを集め、このファクトをベースに物事を考えていく癖付けを行うことが重要です。

ロジカルシンキング

ファクトを集め、分析をするにあたっては、網羅的にダブりなく(MECEに)整理し、階層化やグルーピングを行っていくことが重要になります。
また、ファクトから推論を導き出していく上で、「So What」の構造的に繰り返す、問題の真因を追求していく上では「Why」の構造的に繰り返すといった思考スタイルが必要です。
思い込みやイメージで結論を作らないためには、このように論理によって答えを導き出すという思考スタイルを身に着けることが重要です。

分析フレーム

経営課題について議論するにあたって、自社の目線だけで課題と改善方向性を語り、競合企業や顧客の目線がすっぽりと抜け落ちているというようなことがよくあります。
経営分析には、3Cや4P、5Force、SWOTといったいくつものフレームがありますが、これらを有効に利用することによって、検討の抜け漏れを防いでMECEに分析を進められるというメリットがあります。
ただし、フレームをご存知の方でもその使い方が間違っているケースも見受けられるため、うまく使いこなせるようポイントを理解しておくことが重要と考えます。